オカリーナ

電王のナオミちゃんじゃないですよ。
修行とばかりに昭和ウルトラシリーズを見てますが、
今はウルトラマンNo6&マザコンNo1のタロウです。
私の大好きなほうの太郎応援Flashに主題歌が使われてましたね。

いやー、Aのスチール星人といい、
自分にマッチする名作というのは、
実際に全編見てみないとわからないものです。
タロウはまだ途中ですが、結構当たりハズレで当たりも多いのですが、
ツボにハマったというか、
兄の鼻の穴が大きすぎる兄弟拳に勝るとも劣らない名作が隠れていました。

ウルトラマンタロウ第16話「怪獣の笛がなる」
笛吹き怪獣 オカリヤン 登場

すごすぎます。導入部分の小芝居がド真ん中です。

不安を誘う劇伴に続いて流れる、このお話の主人公「亜理人(ありひと)」君の奏でるオカリナ。
すでにおかしいです。定石の笑いですよ。穿ってません。
ピッチが全盛期の田原俊彦、あるいは大場久美子のそれです。
わかりやすくいうと、笛版、音量がかぼそいジャイアンです。
表情の懸命さも笑えます。

そして団扇を仰ぎながら新聞を読んでいたオヤジが
「うるさいねぇ、そりゃあ、なんとかならんのかねぇ?」
必死で練習する息子に「がんばっとるな」ではなく「うるさいねぇ」です。
あっしは爆音でQueen歌ってても、まず親にうるさいとは言われませんでしたわい。
「どこのうちでもうるさくて困っとるだろうのう」
どうやらオカリナの練習が宿題らしく、文句があるなら先生に言ってくれとアリヒト君。
正論です。マジメです。マジメ一徹アリヒト君。

さらに必死でオカリナの練習を続けるアリヒト君。
その顔が切ない。あまりにも切ない。
すると、赤ん坊の泣き声が聞こえてきます。
出ましたヒステリー母。赤ん坊が泣くからヤメロと。
しかし母親の説明する状況がすごい。
「いい加減にしなさい!学校から帰って、ずっと吹きっぱなしなのよ!」
なんと責任感の強いアリヒト君、小学生の下校時刻といえば3時とか4時ではないでしょうか。
それからオヤジが浴衣でゆったりする夜遅くまでオカリナ吹きっぱなしです。
いったい何時間でしょうか。子供が寝なさいといわれる8時と考えても4~5時間でしょう。
唇も腫れているのではないでしょうか。

しまいにはヒステリー母、こんなもん1時間も練習すれば十分と、
なんとアリヒト君のオカリナを投げ捨てて壊してしまいます。
おい!子供の教材だぞ!
しまいにはアリヒト君の「弁償してくれ!」に
「まあっ!母親を捕まえて弁償しろだなんて!」
と、逆切れです。可愛そうなアリヒト君。
確かに赤ん坊の育児疲れなどもあり、母親の逆切れにも情状酌量の余地はあるかと思いますが、
こういうところから、先に生まれた子供の心のゆがみが生じていくものです。
ああ、宿題を達成できないで学校に行くアリヒト君…
教師と母親のハザマでゆがみ始め、しまいには盗んだバイクで走り出すのですね。
ええ、私は良い家庭で育ったので、
そんな青臭いフラストレーションで他人に迷惑をかけることはしません。
ただただ、生活というウスノロのために迷惑をかけてしまうのです。

さあ、アリヒト君のピンチを救うのはもちろん、一家の大黒柱である浴衣に団扇のオヤジです。
ヒステリックにまくしたてる妻をなだめつつ、
アリヒト君にも「明日の朝早く起きてやれば良いだろう」と仲裁に入ります。
えっ?オカリナがこわれたのに???
という視聴者の声をアリヒト君が代弁すると、
出ました大黒柱のドヤ顔。「そんなことはわかってますよ(ドヤ)」
なんと死んだおじいさんの形見があると仏壇に向かいます。

まじか!死んだ爺グッジョブ!と思った視聴者が見守っていると
浴衣オヤジ「ほらっ、お前が吹いていたものとおんなじだろ?」
と取り出したのは、私が幼いころにオモチャにしていた、
私のオヤジの商売道具、
灰色の水道配水用ポリエチレン製L型配管パイプ、通称「エルボ」
にそっくりな物体。
えっ?えっ?えっ?ど、どこが同じなの???
アリヒト君は根っからのマジメ人間なので、
「父ちゃん、これは全然違う笛だよ?」と冷静に突っ込みます。
うーん、マジメだ。私なら
「そうそう、これね、ちょーど台所の流しが詰まっとったんやあ、、、ってちゃうわ!」
などと、ノリ突っ込みしてるとこですよ。
ところが浴衣親父は「いいじゃないか。たかが学校の教材なんだから」とドヤ顔。
なんと、爺は笛の名人だったそうで、
アリヒト君もワクワクしてそのパイプにしか見えない笛を吹きます。

しかし、その音はやはり
ボエ~~~~~~
うーん、確かにあっしがおもちゃにしていたパイプを頑張って吹いてもあんな音がしてましたよ…

まあ、こんなところです。序盤オープニングから4分ほどまで。
笑いってのはこんな風に説明しちゃうと興ざめしてつまらないものですが、
なんとなくやってみたかったのです。すみません。

結局、オカリヤンはその爺の笛の音に引き寄せられる怪獣だったのですが、
うーん、笛ふいとらんやん。なにが笛吹き怪獣やねん!
笛吹かれ怪獣やないか!!!

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